Berenice Abbott / Berenice Abbott / ベレニス・アボット
¥5,800 税込
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都会のノイズさえ聞こえてきそうな躍動感
まさにBest of Abbottな一冊
Berenice Abbott / Berenice Abbott
ベレニス・アボットは1898年生まれ。
1923年にパリに渡り、マン・レイのアシスタントとなります。
その後
大恐慌時代のアメリカへ帰国。
政府の失業対策プログラムの一環で
「変わりゆくニューヨーク」を写真に残すことに従事。
そして
これがアボットの代表作となります。
変貌していく街並みを
淡々と、クールに、無表情に切り取ったかのような
一見なんの変哲もなさそうに見える写真。
しかし
アボットの写真には不思議な躍動感があります。
都会のノイズやざわめきすら聞こえてきそうな距離感。
まるでそこに立っているかのようなリアリティがあります。
本書は
2012年にパリのジュードポーム国立美術館で開催された展覧会に
合わせて出版された、まさにBest of Abbottな一冊。
ニューヨークシリーズはもちろん
ポートレイトや後年の科学実験写真まで幅広く収録しています。
それにしても
後年の科学写真にまで感じられるこの臨場感は
なんなのでしょう?
「今、この瞬間に、ここ、で起きていること」
を愚直なまでに切り取ろうとした結果なのでしょうか?
写真が
「時間を切り取る芸術」であることを
改めて教えてくれる写真家のひとりです。
Hazan
ISBN-9780300182002
27.5 x 22 cm / 222pages
Softcover
Condition: New
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