Memories of a Lost World / Travels through the Magic Lantern / 失われた世界の記憶 / 幻灯機
¥2,900 税込
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「100年前」を旅する。
Memories of a Lost World / Travels through the Magic Lantern / ¥2900
19世紀の世界。
当時の人々を「世界への旅」へと誘った幻灯機。
「ショー」としての期待に応えるため、
若干わざとらしい設定での撮影もあったりする。
が、それがまた、おもしろい。
だってそれこそが、「当時の人達が見たかった世界」だから。
ビクトリア時代のロンドンからニューギニアの原住民まで。
たっぷりとどっぷりと時間旅行を楽しめます。
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この中で特別際立って見えるのが、日本。
なんというか、とても朗らかで
明るくて、落ち着いている。
「色付けされているから」とか
「自分が日本人だから」というだけではない気がして
少し調べてみて、とても納得した。
日本は植民地ではなかったので
政治的な裏の意図などなく、ただただ単純に
「日本の文化」を発信したいという一心で撮影されたのだそう。
そしてこの美しいスライドによって
19世紀のアメリカ、ヨーロッパで「ジャポニズム」として
当時の人達の心を掴んだのだ。
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『19世紀も終わりに近づいていたころ、
教育のツールとして、大衆の心を掴むエンターテイメントとして
絶大な支持を受け、人気の絶頂を迎えていた幻灯機ショー。
劇場、学校、科学界、そして教会など、
幻灯機は様々な場で活躍し、その範囲はイギリスだけに留まらず、
当時イギリスが統治下に置いていた植民地をはじめ、
ヨーロッパ各地、ひいては北米にまで広がり、
バラエティに富んだ幻灯機スライドショーに、
観客はひとときの夢を見ていた。』
以上は冒頭文からの抜粋。
当時の人達が
「夢にまで見たいと思っていた外の世界」
そんな、当時のスライド約700点を集約したのが本書。
なんと700ページ、厚さにして約6cm、重さ2kg以上。
まさに「旅する」ための一冊。
Fiell Publishing isbn-9781906863074
704ages 22.6X18.2cm Softcover
Condition: New
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